自分の持ちものを把握しよう、ものを定数・定量化して簡単管理

自分の持ちものを把握し管理できているだろうか。

部屋にものが溢れかえっていたり、ものが多いひとは自分の持ちものを把握していない場合がほとんど。

「ものの数や量にフォーカスした、持ちものの管理方法」をまとめ。

ものを上限数を決めて管理「定数化」

ものを上限数を決めて管理する「定数化」は、ものを所持する上限数、つまり「定数」を用途ごとに予め決めておき管理する方法。

同じ用途のものが限度なくいくつもあると、滅多に使わないものやよく使うものに埋もれて忘れられてしまい、結果的に無駄なものになってしまう。

ものを予め何個までと決めておけば、無駄にものを増やしてしまうことがなくなる。

もし「定数化」の上限数を超えて欲しいものが見つかった場合は、1つ手放し入れ替えることによって、持ちものをアップデートすることも可能。

持ちものの数を意識することによって、ものを購入する際に慎重になり衝動買いもなくなり、ひとつのものの購入予算を上げることもでき、本当に自分に必要なお気に入りのものが手に入る。

また「定数化」はものを用途別にして数を決めるという点も重要。

たとえば、用途別に1つと決めておけば、仕事通勤用のバッグ、プライベート用の靴など、必要なものを迷わずにすぐ準備することが可能。

好きなものや趣味で何種類も所持したいものがある場合、たとえば靴が好きならプライベート用の靴は3足までと決めれば、コーディネートを楽しみながらも少ない選択肢でゆとりの時間も生まれ、ものの所持数を制限してもストレスにならない。

ものを収納スペースにあわせて管理「定量化」

ものを収納スペースにあわせて管理する「定量化」は、ものを収納スペースに収まる量までなどと予め決めて管理する方法。

ものを数で管理する「定数化」しづらいものは収納するスペースに、入るだけしか持たないと予め決めておけば、簡単に管理できてものが増え過ぎるのも抑えられる。

「定量化」の具体例としては、服はクローゼットに入る量だけ、靴はシューズボックスに入る量だけ、食器は食器棚に入る量だけといった、特定の収納スペースがあるものが多い。

あと女性の場合、化粧品などは自分の必要な量に合わせたコスメバッグの大きさなどで調整可能なところもある。

また、ものを「定量化」すると、収納スペースを決めたり照らし合わせることによって、ものを収納したり置く場所を把握することにもつながり、ものの管理における不透明さをなくすことにもなる。

自分の持ちものを見つめ直す

自分の持ちものの数や量を把握できていないと、ものが増える傾向が高い。

現代を生きていくのに、そんなに多くのものは必要ない。

溢れかえったものや滅多に使わないもの、そして自分が把握しきれていない持ちものは無駄なものと言える。

一度、自分の持ちのもを書き出し、リスト化してみるのもいいかもしれない。

定期的に持ちものを見つめ直してみれば、本当に自分に必要なものの数や量が把握できてくるだろう。