ものを買わないミレニアル世代。
ものを買わないと言われるが、ミレニアル世代は不便することなく独自の価値観で豊かに生きている。
「ミレニアル世代と現代のものへの価値観」のまとめ。
Contents
ミレニアル世代
【ミレニアル世代】
アメリカで、2000年代の初頭に成年期を迎えた世代のことをいう。M世代、ミレニアルズMillennialsともよばれる(ミレニアルは「千年紀の」の意)。初めてのデジタルネイティブ世代であり、金融危機や格差の拡大、気候変動問題などが深刻化する厳しい社会情勢のなかで育ったことから、過去の世代とは異なる価値観や経済感覚、職業観などを有する。
コトバンク
1981年以降に生まれ、2000年以降に成人を迎えたミレニアル世代。
ミレニアル世代はインターネットが当たり前の時代に育ち、デジタルネイティブ世代とも呼ばれる。
小さい頃や生まれた時からインターネットが普及し当たりのようにデジタルデバイスに囲まれて育ち、情報リテラシーが高いとされる。
特に10代や学生時代にスマートフォンが爆発的に普及し、常にFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSで多くの人や情報と繋がってきた。
多くの厳しい社会情勢の中で育ち、今までの世代とは異なる感覚や価値観が目立ち、注目されることが多い。
ミレニアル世代のものへの価値観
ミレニアル世代のものへの価値観「所有意識が低い」
ミレニアル世代のものへの価値観。
「所有意識が低い」
デジタルネイティブとも言われるミレニアル世代。
インターネットやテクノロジーの進化により、スマートフォンひとつで本、音楽、映画をいつでもどこでも楽しむことが当たり前。
本、CD、DVDなどのものを購入という概念は薄まり、ダウンロードや配信を利用。
シェアリングやレンタルサービスなどもスマートフォンを駆使して有効利用。
自転車や車、家具、家電、衣服なども購入だけではなく、必要な時にシェアやレンタルを利用という選択肢があるため所有意識が低い。
ミレニアル世代のものへの価値観「金銭面で余裕がない」
ミレニアル世代のものへの価値観。
「金銭面で余裕がない」
バブル崩壊後の不景気な時代で育ち社会に出たミレニアル世代。
厳しい社会情勢の中で雇用状況にも恵まれず、そもそも節約思考が強い。
また終身雇用や出世なども望んでおらず収入も少ないので、金銭面では余裕がない。
ミレニアル世代のものへの価値観「機能的なものを長く使用」
ミレニアル世代のものへの価値観。
「機能的なものを長く使用」
ミレニアル世代はものを購入するのは少ないが、機能的なものを持っていることが多い。
安価なものをたくさん買うのではなく、必要なものは高価でも購入し長く愛用する傾向がある。
ミレニアル世代は必要なものには品質にこだわり長く使用している。
ミレニアル世代のものへの価値観「健康や経験に自己投資」
ミレニアル世代のものへの価値観。
「健康や経験に自己投資」
ミレニアル世代は自分の身体のために健康的な食事を意識したり、ジムやフィットネスへ通う人が多い。
全く消費をしていないのではなく、旅行や習い事といった経験や体験への消費傾向が高い。
ミレニアル世代は物質的なものよりも、健康や目に見えない経験に価値を見出そうとし自己投資をしている。
ミレニアル世代のものへの価値観「環境への意識が高い」
ミレニアル世代のものへの価値観。
「環境への意識が高い」
ミレニアル世代は生まれた時から便利なデジタル社会で育ってきた影響もあり、自然環境への関心が他の世代よりも高い。
サスティナブルな消費を意識しており、購入後のことやものの素材や原料などについても考えている。
ウェブやSNSを通して環境を大切にする意識が高まったことはとても良い傾向と言える。
ミレニアル世代のものへの価値観「身軽になりたい」
ミレニアル世代のものへの価値観。
「身軽になりたい」
ミレニアル世代にとって身軽さはひとつの文化とも言える。
出社はリモートで可能になったり、いつでもどこでもパソコン1台で仕事が可能。
現代の生活にとって移動はひとつのポイントで、ものを多く持っているとその移動が自由にできない。
ミレニアル世代は身軽になるため無駄な消費をしない傾向が強い。
ミレニアル世代のものへの価値観「シンプル・ミニマリズム思考」
ミレニアル世代のものへの価値観
「シンプル・ミニマリズム思考」
ミレニアル世代はシンプルな暮らしやミニマリズム思考を好む。
なんでも購入して所有するよりもシェアリングやレンタルサービスを有効利用し、必要最小限のものだけですっきりとシンプルな生活を望む。
ミレニアル世代はシンプル・ミニマリズム思考の傾向にあり、必要以上の消費はしない。
ミレニアム世代から学ぶ、昔とは違うものの価値観
今までは庭付きマイホームや高級外車、ハイブランド品などが成功や豊かさの象徴とされていた。
しかしミレニアル世代からすれば、どんなに高級なものでも自分にとって必要のないものは、ただの無駄なものでしかない。
本当に自分に必要なものしか買わないミレニアル世代。
便利になった現代において購入欲や所有欲の少ないこの兆候は、ミレニアル世代やその後に続くZ世代に限ったことではなく、全世代に共通してきているとも言える。
ものを買わないと言っても、便利で豊かに暮らすことが可能な世の中。
便利なものに溢れかえった現代、昔とはものに対する価値観が違うのも当然のこと。