【NZ運転免許】日本の運転免許証をニュージーランドの運転免許証へ書き換える方法

「日本の運転免許証をニュージーランド[New Zealand]の運転免許証へ書き換える方法」を解説。

【2023/08 New Zealand】

ニュージーランドで運転する方法

ニュージーランド[New Zealand]で車を運転する方法は次の3つ。

NZで運転する方法

・「日本で国際免許証を取得」

・「日本の運転免許証を英語翻訳」

・「日本の運転免許証をニュージーランドの運転免許証に書き換える」

「日本の運転免許証をニュージーランドの運転免許証に書き換え」の特徴

「日本の運転免許証をニュージーランド[New Zealand]の運転免許証に書き換え」の特徴は次のとおり。

「NZの免許に書き換え」特徴

・【筆記・実技試験なしで取得可能(条件あり)】

・【有効期限10年間】

・【身分証(ID)として有効】

・【車の名義変更がオンラインで可能】

・【NZ以外の英語圏の国でも有効】

「NZの免許に書き換え」特徴【筆記・実技試験なしで取得可能(条件あり)】

日本の運転免許取得後2年以上経過していれば、筆記・実技試験なしの申請のみでニュージーランド[New Zealand]の運転免許証に書き換えが可能。

また、申請時に運転免許証の有効期限12カ月以上が必要。

免許取得後2年未満の場合、実技試験のみ必要。

「NZの免許に書き換え」特徴【有効期限10年間】

日本の運転免許証を書き換えたニュージーランド[New Zealand]の運転免許証の有効期限は10年間。

日本(ゴールド免許5年)や他国(カナダ[Canada]最長2年、オーストラリア[Australia]最長5年)と比べ非常に長い有効期限となっている。

「NZの免許に書き換え」特徴【身分証(ID)として有効】

アルコール購入時やクラブへの入場時に身分証(ID)の提示が必要なニュージーランド[New Zealand]。

日本で取得した国際免許証は身分証(ID)として認められないが、日本の運転免許証を書き換えたNZの運転免許証は身分証(ID)として有効。

「NZの免許に書き換え」特徴【車の名義変更がオンラインで可能】

車の個人売買が頻繁に行われているニュージーランド[New Zealand]。

車の売買で必要な手続きは名義変更のみ。

NZの運転免許証を所有していないと郵便局[NZ Post office ]にて名義変更手続きが必要だが、NZの運転免許証を所有していればオンラインのみで簡単に完結。

「NZの免許に書き換え」特徴【NZ以外の英語圏の国でも有効】

日本の運転免許証を書き換えたニュージーランド[New Zealand]の運転免許証は、他の英語圏の国(カナダ[Canada]、オーストラリア[Australia]など)でも有効。

「日本の運転免許証をニュージーランドの運転免許証に書き換え」に必要なもの

「日本の運転免許証をニュージーランド[New Zealand]の運転免許証に書き換え」に必要なものは次のとおり。

「NZの免許に書き換え」必要なもの

・申請書(“Application for conversion of an overseas driver licence [DL5]”)

・パスポート

・パスポート(カラーコピー)

・日本の運転免許証(有効期限12カ月以上)

・日本の運転免許証(カラーコピー)

・日本の運転免許証の英語翻訳(自動車運転免許証抜粋証明/費用NZ$25)

・申請費用(NZ$52.10)

申請書(“Application for conversion of an overseas driver licence [DL5]”)は「NZAA」の公式HPからダウンロードまたは「NZAA」オフィスにて取得可能。

自動車運転免許証抜粋証明(日本の運転免許証の英語翻訳)取得詳細については、次項(「NZの運転免許証に書き換え」手順)で解説。

「日本の運転免許証をニュージーランドの運転免許証に書き換え」の方法

「日本の運転免許証をニュージーランド[New Zealand]の運転免許証に書き換え」の手順は次のとおり。

「NZの免許に書き換え」手順

① 【日本の運転免許証の英語翻訳を取得】

②【書き換え申請】

③【郵送で免許証が届く】

「NZの免許に書き換え」手順①【日本の運転免許証の英語翻訳を取得】

「日本の運転免許証の英語翻訳(自動車運転免許証抜粋証明)」は、「日本国総領事館[Consulate General of Japan]」または「日本国大使館[Embassy of Japan]」で取得可能。

必要なものを揃え、最寄りの「日本国総領事館」または「日本国大使館」へ行き窓口で手続き。

「日本の運転免許証の英語翻訳」申請場所

・日本国総領事館[Consulate General of Japan]

・日本国大使館[Embassy of Japan]

「日本の運転免許証の英語翻訳」取得申請に必要なもの

・パスポート

・日本の運転免許証

今回は「在オークランド日本国総領事館」にて申請取得(日本語OK)。

「各種証明交付申請書」

日本国総領事館[Consulate General of Japan]または日本国大使館[Embassy of Japan]の窓口で受付。「各種証明交付申請書」を記入し提出。

「各種証明書引換書」

窓口の方の手続き終了後、「各種証明書引換書」を受取り、申請終了。

「日本の運転免許証の英語翻訳」の受取りは通常土日祝日を除く3日後。

「日本の運転免許証の英語翻訳」の受取りは、「各種証明書引換書」に記載の交付日(所要日数3日間)以降に、申請に行った「日本国総領事館」または「日本国大使館」に再訪し窓口で行う。

窓口で「各種証明書引換書」と「身分証明書」を提示し、発行された「日本の運転免許証の英語翻訳」に不備がないか確認。不備がなければそのまま受取り手数料NZ$25を現金で支払い終了。

「日本の運転免許証の英語翻訳」受取りにに必要なもの

・各種証明書引換書

・身分証明書(パスポート)

・手数料NZ$25(現金のみ)

「NZの免許に書き換え」手順②【書き換え申請】

「日本の運転免許証をニュージーランド[New Zealand]の運転免許証に書き換え」申請は「NZAA[New Zealand Automobile Association]」「VTNZ[Vehicle Testing New Zealand]」「VINZ[Vehicle Inspection New Zealand]」のいずれかへの窓口で手続き。

「NZの運転免許証に書き換え」申請場所

・NZAA[New Zealand Automobile Association]

・VTNZ[Vehicle Testing New Zealand]

・VINZ[Vehicle Inspection New Zealand]

「NZの運転免許証に書き換え」申請に必要なもの

・申請書(Application for conversion of an overseas driver licence [DL5])

・パスポート

・パスポート(カラーコピー)

・日本の運転免許証(有効期限12カ月以上)

・日本の運転免許証(カラーコピー)

・日本の運転免許証の英語翻訳(自動車運転免許証抜粋証明)

・申請費用(NZ$52.10)

必要なものを揃え申請場所へ行く。

今回は「AA Centre – Whangarei」にて申請。

「AA」の場合、「申請書(“Application for conversion of an overseas driver licence [DL5]”)」は記入台に置いてあるのでここで記入。

「申請書」は事前に用意してきてもOK。

「申請書(Application for conversion of an overseas driver licence [DL5]Page1)」記入例
「申請書(Application for conversion of an overseas driver licence [DL5]Page2)」記入例

必要なものがすべて揃ったら、窓口にて申請手続き。

窓口の方が提出書類確認後、視力検査(必要な方はメガネやコンタクト着用)と写真撮影をし「仮の免許[Temporary New Zealand driver licence]」を受取り手続き終了。

「NZの免許に書き換え」申請窓口での手続き内容

①【提出書類の確認】

②【視力検査】

③【写真撮影】

④【「仮の免許[Temporary New Zealand driver licence]」受取り】

「Temporary New Zealand driver licence」

視力検査が不合格になった場合は次の方法で対応。

・眼科の診断書提出

・メガネ屋の診断書提出

・指定の保険に加入

「NZの免許に書き換え」手順③【郵送で免許証が届く】

約3週間以内に申請書に記入した住所にニュージーランド[New Zealand]の免許証が郵送される。

「仮の免許[Temporary New Zealand driver licence]」の有効期限は3週間後の日付となっているので、それまでに免許証が郵送されてこない場合、「仮の免許」に記載の電話番号に連絡。